どうも、怒りん坊パパです。
今回は、息っ子の海城の過去問を解いた時の点数を参考までに紹介したいと思います。
過去問の解き方、順番、スケジュールなどは、以下で紹介していますので、よかったら、参考にしてみてください。
海城の過去問は、正直、息っ子と相性がよく、相性が良いが故に併願校として決めました。
2/3の併願校で、早稲田中学と筑波大付属と海城でどのように決めたかは、以下を参考にしてみてください。
海城の過去問の結果
海城の過去問は8月下旬から初めて、月1回ぐらいずつ実施し、全部で5回やっています。
配点は、国語と算数が120点、社会と理科が80点の400点満点です。
では、早速、過去問の結果のグラフです。
実施した時期順に並べてあります。
初回は、国語と社会が受験者平均より下回り、算数と理科で挽回している状況でした。
海城の社会と国語
結果的に安泰と思われる成績でありますが、社会と国語は、対策を練りました。
社会
海城の社会は、ミニ麻布と言われる出題です。
ですので、麻布を志望して、対策をしている受験生にアドバンテージがあると思います。
そうでなくても、攻略できれば、スタンダードな社会の受験問題が苦手な受験生にも得点源になるチャンスがあると思います。
我が家の息っ子の場合、8月に過去問に取り組んだ際には、2~3題出力される記述が2題とも0点でした。
字数制限を守れなかったのと、的外れな記述を書いていたためです。
海城の社会の過去問では、資料を基に、いくつかの条件を設けて解答させる出題となっています。
採点基準がA,B,C,D・・・となっています。
その基準の数が解答に記載されているかを判断しているのでは?と思っています。
採点が公平に行われるために、A~Dまでは、4つのポイント記載の有無、A~Eの場合は、5つのポイント記載の有無で採点判断をしていると思われます。
我が家では、以下を実施し、10月以降の社会点数が安定しました。
2.設問から、条件として記述すべき内容(資料や設問条件)をメモ書きとして、書き出す。
➡このメモ書きが、およそ「1.」のアルファベットの数くらいになると思われます。
➡資料の数や条件のメモ書きの数が少ない場合、1つの資料で2つのことがわかる場合、もしくは、自分の意見を入れる必要があると考えられます。
3.資料からわかる内容をメモ書きに追加する。
➡設問条件は、本文に記載されていないことがあります。
その場合、本文や設問にある人物や時代、場所などから地理や歴史的背景を書きだす必要があります。
麻布はこの割合が多く、更に自分の意見を述べさせる設問もあるため、難易度が上がります。
ここは、勉強したことをいかに引き出せるかの練習が必要になります。
4.書き出したメモを一文が長くならないように連結させ、字数制限内におさめる。
➡この際、その資料をみて書いていることがわかる(資料に記載されている)キーワードなどを入れるのが大切です。
これを入れないと、資料を見て解答していると判断してもらえなくなる可能性があるからです。
➡3行以上になる一文は2つの文に分けることを塾では勧められました。
例えば、H29年2回の問5は、A~Eとなっている問題ですが、以下のような感じで解答の文章を作っていくことが考えられます。
・資料3➡排泄物が下水道に流された
・資料4➡濾過されないまま水道水として使われた
・資料5➡川の下水道の放水口の近くに上水道の取水口が設置
・コレラに感染した人から他の人々にコレラ菌が広がっていく過程に触れる。
➡コレラに感染した人の排泄物が下水道に流れた
・当時のロンドン市内の水道設備の状況に触れる
➡水道が普及していた
国語
国語は、麻布と同じような長めの記述はあるものの、選択肢問題が割と多いです。
物語文についての記述は、麻布の対策で代替できます。
論説文の記述や選択肢問題としては、過去、以下で紹介した問題集「文章読解の鉄則」を辞書的に使うのがよいと思います。
また、以下で紹介した内容も効果があると思っています。
最後に
さて、いかがでしたでしょうか?
海城の社会は、入学後もフィールドワークなどがあるようで、そういった内容を踏まえた入試問題になっているようです。
過去問は、学校との相性を判断できる機会でもあると思います。
我が家の息っ子の場合は、早稲田中学より海城中学の方が相性がよく、過去問の点数だけで考えると、栄東より相性がよかったです。
ちなみに海城の学校説明会(2019年度)の先生はユーモアのある魅力的な方々だったのを今でも覚えています。
ぜひ、説明会に行き、海城の魅力を感じることをおススメします。
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