どうも怒りん坊パパです。
9月から10月に本格的に過去問に取り組むご家庭が多いかと思います。
今回は、我が家での過去問のスケジュールについて、ご紹介したいと思います。
娘っ子時代と息っ子時代の過去問取り組み
女子学院を目指した2016年の娘っ子時代は、割と自校舎(学校別対策コースは事実上、通っていなかったため)の塾の先生の方針に従って、過去問は進めました。
女子学院に至っては、40分という時間制約と4科目均等配点という点を除けば、女子御三家の中では割とスタンダードな出題だと言われ、通常授業の勉強をしっかりやっていれば大丈夫だと言われました。
麻布を目指した2019年の息っ子時代は、自校舎も
「学校別対策コースの指導に従ってください」
とのことでしたので、学校別対策コースの過去問実施スケジュールを考慮し、パパが全て計画しました。
校舎によって違うのかもしれませんが、自校舎では、過去問取り組みについては、やり方については、一通り、プリント等で指示がありましたが、スケジュールについてはあまり細かい指導はなかったように感じます。
そのため、スケジュールなどの取り組み計画については、家庭で考えるか、個別に校舎長に相談をお願いする必要があるのかもしれません。
受験校のリストアップ
まずは、過去問のスケジュールを立てる前に受験校のリストアップです。
過去問に取り組むこの9月~10月の時期は、だいたいのご家庭で、第一志望校はほぼ固まりつつあると思います。
もしくは、9月から10月に行われる学校別模試や合不合判定テストなどの結果をみて決めることが多いかと思います。
受験校の候補として、以下の4つの分類に分けられるかと思います。
ちなみに我が家の場合、受験校候補としてリストアップしたのは
娘っ子 | 息っ子 | |
---|---|---|
チャレンジ校 | 女子学院、豊島岡 | 麻布 |
実力相応校 | 浦和明の星 | 渋々、海城、早稲田 |
安全校 | 淑徳与野、富士見 | 桐朋、本郷、城北、巣鴨 |
前受け校 | 栄東/栄東東大、浦和明の星 | 栄東/栄東東大(特待)、渋幕 |
といった感じでした。
もちろん、この時点では、全て受験するというより、受験する可能性のある学校という意味でリストアップしています。
赤本購入、過去問実物購入
さて、受験校候補がおよそ決まったら、赤本購入となりますが、できれば、入試問題の実物を購入できる学校は、説明会等で購入しておくことをおススメします。小学4年生の頃から説明会に行き、購入しておくと、3年分確保できます。
我が家で受験候補のうち、購入したのは、
娘っ子 | 息っ子 | |
---|---|---|
チャレンジ校 | 〇女子学院、〇豊島岡 | 〇麻布 |
実力相応校 | 〇浦和明の星 | 〇渋々、〇海城、〇早稲田 |
安全校 | ×淑徳与野、〇富士見 | 〇桐朋、×本郷、×城北、△巣鴨 |
前受け校 | 〇栄東/栄東東大、〇浦和明の星 | 〇栄東/栄東東大、×渋幕 |
〇:赤本購入、△:実物入試問題のみ購入
といった感じです。
×の学校は、四谷大塚の過去問データベースで、1~2年分をパパが確認したり、解かせたりしてみました。
例えば、御三家を目指す方にも人気のある本郷中学ですが、国語の入試問題は、割とオーソドックスな出題で、合不合判定テスト等にも近いのでは?と思っていました。
塾の先生にも、おススメされたのですが、怒りん坊パパ的には、国語において、息っ子の苦手な抜き出し問題(抜出箇所がわかっているのに写し間違いをする)があるので、志望校から外しました。
城北も過去問データベースで確認したのですが、逆に城北は、物語1本で麻布の出題に近しいので、受験校候補として挙げていました。
過去問実施スケジュール検討
さて、実際の過去問を解くスケジュールの検討です。
我が家では、娘っ子時代は、かなり出遅れて、あまり過去問実施のスケジュールを計画的に立てずにたいした年数分を解きませんでしたが、出題に特徴のある麻布を受験する息っ子のときは、中学受験経験2回目ということもあり、割と計画的に実施しました。
まず、開始時期を決め、過去問を解く日(曜日)を決めます。
我が家では、9月から開始し、金曜日を過去問の日(基本、4科目実施)と決めました。
次に、9月から開始したとして、受験まで、金曜日が何回あるかをカウントします。
2019年では、
- 9月:4回
- 10月:4回
- 11月:5回
- 12月:4回
- 1月:5回
と、計22回、すなわち、全部の金曜日で過去問を解けたとしても、22年分しか解けません。
1月は、前受け校が始まったりする関係で、あまり過去問に取り組めないとして、冬休みや祝日に解くとして、20年分(20回分)くらいがいいところではないでしょうか?
祝日に過去問を解く場合、受験本番と同じ時間帯で同じ順番で休憩時間も同じにして、リハーサルをしました。
一方、受験校の赤本ですが、息っ子の場合、
- 麻布: 10年分
- 海城: 11回分
- 渋々: 6回分
- 早稲田:11回分
- 桐朋: 11回分
- 栄東: 6回分
で、合計すると、55回分あり、到底、全部は解けません。
第一志望の麻布を10年分解くとすると、残りは10年分しかありません。
実際は、麻布の過去問は塾で解いたりするので、10年分といっても、家庭で解く年数は純粋に10回分使用するわけではありません。
ただ、苦手科目は10年以上解くことも考えておいた方がいいと思います。
すると、残りは10回分。
そうすると、必然的に受験しない学校の過去問を何年もやるわけにはいきません。
実際にやったのは、冬休みや祝日、受験前の小学校休み時期も入れて、
- 麻布: 10年分以上(ただし、国語は授業で解いているため、家でほぼ解いていない)
- 海城: 5回分
- 渋々: 4回分
- 早稲田: 1回分
- 桐朋: 2回分
- 栄東: 2回分(算数だけ+2回)
- 巣鴨: 1回分(算数だけ)
- 渋幕: 1回分
- 筑駒: 1年分
と、およそ、27回分くらい。
早稲田、桐朋は、受験するか、相性をみるのが目的で解きました。
1月は、直前でしたが、栄東に力を入れています。
前受け校とはいえ、入学を前提としており、幸先よいスタートを切るためには、抜かりなくいきたかったからなのですが、正直言うと、栄東は、国語や社会があまり相性がよくなかったため、心配でした。
あと、前受け校候補として、渋幕がありましたが、偏差値的には、麻布より上の学校で、問題の難易度も塾の先生曰く、ちょっと意地悪な問題が多いとのことでした。
実際、渋幕の過去問を解かせてみましたが、慣れていないというのもあったかもしれませんが、相性は悪く、合格するためには、3年~5年分解いて、慣れて対策する必要があると考え、そこまで入学しない学校に時間をかける余裕はないと判断し、やめました。
その他、併願校選びについては、ちょっとボリュームがありますが、以下を参考にしてみてください。
さいごに
さて、今回は過去問実施の大まかなスケジュールについて、紹介しました。
過去問を解く年数は、スケジュール的に妥当なのは、
といったところでしょうか。
安全校は、1年~3年としていますが、割と受験直前に解いて、合格最低点~合格平均点を取れているのが理想的です。
前受け校は、チャレンジなのか、安心を得るためなのか、目的をはっきりさせ、
子供のタイプを見極めて、前受け校は選びたいですね。
ちなみに我が家は、娘っ子時代の場合は、合格で波に乗り、不合格は気にしないというポジティブモンスターで、息っ子は、合格によって、波に乗り、不合格によって、落ち込むタイプと思っていました。
続きとなる、過去問のどの学校、どの年度、どの科目から始めるかなどは、以下をご参考に。
↓少しでもお役に立てていましたら、ポチッとお願いします。次を書く燃料補給になります!
コメント