開成でもなく、武蔵でもなく、麻布を第一志望にした理由【御三家比較】

学校情報
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どうも、怒りん坊パパです。

 皆さんは、どのように志望校を決めていますか?

いろいろと迷ってる真っ最中の方もいらっしゃるかと思いますが、我が家が麻布を選んだ理由を一つの例として、参考にしてみてください。

志望校を決めるにあたっての要素で考慮した点、気にしていた箇所を書いてみます。

親子ともども惹かれたのは、説明会で麻布の校長先生がおっしゃっていた

  「成功の反対は失敗ではない。挑戦しないことだ!」

という言葉に集約されています。

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校風

 御三家に限ると、3校の中で開成がやや管理な印象を受けましたが、基本、3校とも自主性を重んじる学校なので、面倒見のいい管理系の学校を志望する場合、御三家は外れていくと思います

 あと、開成のみ質実剛健の硬派な学校でしたので、それに「あうか/あわないか」、また、合わせることが出来るのかは1つのポイントです。

 面倒見のいい管理系の学校かどうかは、説明会や学校の資料で、学校側で休暇中の講習が用意されているか、小テストの頻度や補習の有無などを確認するとわかると思います。

 校風選びでは、安浪京子さんの「中学受験 大逆転の志望校選び」にある「校風マトリクス(p4~)」が参考になります。同じ校風の学校を調べて説明会にいく学校を絞るのに役立ちます。

 また、この本には、各学校の「算数マトリクス(典型題か、思考題か:p138~)」「国語マトリクス(国語の記述量の比較:p146~)」や「処理力マトリクス(算数の1問あたりにかける時間:p154~)」などの目安があり、過去問の傾向の参考になります。

 この切り口の本は今までになかったので、怒りん坊パパはすぐに食いつき、息っ子の受験が終わるまで何度も読み返しました。

他に過去問の取り組み方等も参考になります。

通学時間

学校を決める上で、途中まですごく気にしていた要素でした。

 特に通い始めは遠いと疲れてしまうのではないか?とか、何かあったときに近いほうが帰宅困難にならずに済むのではないか?等、考えましたが、学びたいことがある学校に時間をかけてでも通った方がいいだろうと親、子供ともに一致しました。

学費

 我が家はそれほど裕福ではないので、ぶっちゃけ、例えば、慶応や早大学院に通わせるほどのお金はありません。

 「四谷大塚 中学入試案内」で記載されている「中学3年間費用合計」で400万近くのところは即対象外で、300万を超えるところは要確認としていました。

 御三家でみると、武蔵が人数が少ないためか、学費が300万を超えており、少し気にしましたが、追加で支払うイベントがほとんどないことを説明会で確認できたので、大丈夫であろうと考えていました。

大学進学実績

 圧倒的に開成が抜群です。

 武蔵は人数が少ないのと、進学数しか公表していないので全体のボリュームが少ないです。

 とはいえ、東大にはほぼ全員進学していると思われるので、東大の合格者数で比較すると人数の少ないのを考慮しても少しさみしい感じはします。

 校長先生が変わり、校風を変えずに進学実績を上げる方針になるのか、今後目が離せませんね。

 開成は確かに東大合格者数日本一ですごいと思いますが、「開成=東大」が世の中に浸透しすぎていて、入学するご家庭も皆ほとんど東大を意識していると思います。

 そのことがやや偏った価値観を持っているような印象を周囲に与えるのではないかと、ママとパパは考えていました。

 開成に入学した生徒全てが東大に行けるわけではありませんし、開成に入学し、一浪して、MARCHにいく生徒もいます。

 良くも悪くも、「開成=東大」がついてまわることになるのをどう考えるか?だと思います。

 怒りん坊パパ的には、開成に合格でき、男らしいタフな人間になり、東大に入ってやりたいことを実現する人間になれるといいなと思う反面、開成に行って子供が東大を目指して叶わなかった時に「僕は開成に行ったのに東大に行けなかった」とコンプレックスを持ってしまうのを恐れていました。

 実際、そのようなコンプレックスを持っている方もいらっしゃいます。

 それに対し、麻布の場合、勝手な印象ですが、大学進学先は確かに東大に進学する生徒も一定数いますが、必ずしも多数派ではなく、選択肢の1つとして捉えられているのが我が家にあっていると考えました。

 ただ、開成は最近、海外の大学に進学する生徒も少しずつ増えているようで、開成も東大の枠に収まらず、進化し続けているなという印象を持っています。

在校生の様子

 在校生の様子をみるのは、ママさん担当でした。

主にママさんは、「コミュニケーション力」をみていたようです。

いずれの3校もオタクは多いのですが、麻布が一番喋れるオタク?が多かったようです。パパ的にも麻布が一番面白い生徒が多かった印象を受けました。

「『謎』の進学校 麻布の教え」は、 「在校生へのインタビューによる生の声」や「教員からみた麻布」などリアルな姿が描かれている本で、麻布の内情を知るのに役立ちます。

 p54からの高校1年生の1クラスを対象にしたアンケートは、中学受験時の併願校や塾通い、彼女がいるか?など、気になることが書いてあります。

 ちなみに同じく武蔵については、「名門校『武蔵』で教える東大合格より大事なこと」が、武蔵の先生や生徒の考えていることや雰囲気を知る上で参考になります。怒りん坊パパも読みましたが、武蔵を検討されている方は是非!p95の接待サッカーの話とかは、結構笑えます。

先生の様子

 おまけです。我が家では、麻布の校長先生が一番カッコよかった!で一致しています。。。

部活、高校生と一緒の部活か?

 中学から高校まで一体で実施している部活がいいと考えていました。やはり高校生から教わる機会があるのは、目標となる先輩をみつける意味で有意義だと感じました。

 ただ、運動部に関しては、体格差による練習メニューの違いや、グラウンドの広さと所属部員の人数の都合から高校と中学で分けている学校もありました。

 武蔵はグラウンドも広く、運動するにはもってこいの環境で、非常に魅力的でした。ただ、1学年の人数が少ないため、各部活の人数が少なめであることが気になりました。

大学附属か?

 御三家比較から外れますが、大学入試改革を踏まえ、先行き不透明のため、付属人気が高まりました。

 また、受験無しで大学まで行けるため、伸び伸びと中高生活が楽しめるメリットはあります。

 ただ、大学付属は内部進学が結構、厳しいと聞きます。高校進学前までに英検準二級をとらないといけないとか、成績が悪く、呼び出しをされたご家庭の話も聞きました。

 そのご家庭は内部進学のための塾に通っているそうです。

我が家では、大学受験の苦労はその後の人生において役立つであろうとの考えから、付属を候補から外しました。

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