【中学受験】2019年度 渋谷教育学園渋谷、早稲田、桐朋、栄東の過去問の結果

渋々 赤本勉強法 学習方法
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どうも、怒りん坊パパです。

 さて、2019年度の麻布を受験した息っ子の渋々、早稲田、桐朋、栄東の過去問について、ご紹介します。

麻布の過去問については、こちら。

【中学受験】<麻布>過去問の結果 推移グラフ(2019年息っ子版)
どうも、怒りん坊パパです。  今回は、息っ子の麻布の過去問を解いた時の点数を参考までに紹介したいと思います。 過去問の解き方、順番、スケジュールなどは、以下で紹介していますので、よかったら、参考にしてみてください。...
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渋谷教育学園渋谷 過去問の結果

渋々の過去問の配点は、国語と算数が100点で、社会と理科が50点の300点満点です。

 さて、早速、渋谷教育学園渋谷、略して、渋々の過去問の結果です。

()内は、合格者平均点となります。

年度国語算数社会理科四科目合格最低点
2017-第2回(9月実施)81
(69.5)
86
(64.9)
41
(37.8)
31
(27.3)
239
(199.5)
178
2018-第2回(12月上旬実施)82
(76.4)
87
(53.6)
42
(33.1)
28
(32.0)
239
(195.1)
175
2019-第2回(12月下旬実施)65
(61.1)
92
(83.1)
24
(28.8)
33
(31.1)
214
(204.1)
187
2019-第1回(1月下旬実施)80
(73.4)
94
(79.5)
40
(24.5)
44
(27.5)
258
(204.9)
188

 

 渋々の赤本の過去問年数は、割と少ないので、練習する回数も限られます

 ヤフオク、メルカリで古い過去問を仕入れるか、学校別サピックスオープンなどを受験する、もしくは、日程的に厳しければ、申込だけして、問題、解答一式をもらって、家で実施するのも1つの手です。

 総じて、入試問題との相性がいいのですが、要注意は、社会と理科でした。

特に他の学校で得点源としている理科で割と稼げていません。

これには、理由があります。

 赤本の冒頭にある「出題分野分析表」をみてみるとわかるのですが、息っ子が得意とする物理分野の出題がとにかく少ないです。

この点は、理科の物理分野が得意で、生物/化学が苦手な方は要注意です。

 算数は、安定して高得点が取れていますが、実際の本番では、息っ子の持ち帰った問題用紙を見てみると、ルート(√)を使った計算式が残っており、迷走していたことが伺えますので、油断は禁物です。

早稲田中学 過去問の結果

 早稲田中学の配点は、出題内容は、全く別ですが、麻布と同じで、国語と算数が60点で、社会と理科が40点の200点満点です。

過去問の結果ですが、以下のような感じでした

()内は、合格者平均点となります。

年度国語算数社会理科四科目合格最低点
2018-第1回(8月実施)36
(40.9)
40
(33.1)
22
(27.6)
33
(30.2)
131
(131.8)
121

 

 早稲田中学の出題形式は、割とスタンダードで合不合判定テストに近いものを感じます。

だからといって、簡単というわけではありません。

息っ子の過去問結果も、合不合判定テストと同じような理系科目がよい結果となりました。

 我が家の場合、8月に過去問実施し、海城と迷っていましたが、11月の学校別サピックスオープンと早稲田中学の説明会を受けに行き、海城に絞ったので、その後、早稲田中学の過去問は実施していません。

桐朋中学 過去問の結果

桐朋中学の配点は、国語と算数が100点で、社会と理科が60点の320点満点です。

()内は、合格者平均点となります。

年度国語算数社会理科四科目合格最低点
2019-第2回(10月上旬実施)86
(67.5)
71
(71.4)
55
(49.4)
51
(44.6)
263
(232.9)
211
2018-第2回(9月上旬実施)35
(50.9)
80
(78.3)
45
(48.1)
40
(36.3)
200
(213.6)
194

 

 結果を見ると、8月に過去問を実施した早稲田中学や9月に実施した海城中学より芳しくない結果となりました。

 9月に実施した2018年に至っては、国語が惨敗、社会も合格者平均に届いておらず、4科目総合が合格最低点と比較し、誤差レベルの上積みしかありません。

更に注意すべきは、算数です。

 算数で稼ぐのが、息っ子の逃げ切りパターンなのですが、ほぼ合格者平均となっており、アドバンテージがあまりない状況です。

 桐朋は、息っ子がとても気に入っていたので、偏差値の数値的にみて、安全校の位置づけで考えていました。

 ただ、上記の過去問の結果をみて、正直、偏差値とは関係なく、安全校と言い切れない面が出ています。

 また、息っ子の他の学校の過去問結果と比べて、アドバンテージがないのは、相性があまりよくないと感じ、安全校から外し、受験をするのを辞めています。

 安全校の選び方は、必ずしも一般的な偏差値で判断しない方がよいと思います。
相性の問題は、一部の天才たちを除き、必ずあると思いますので、よく分析した方がよいと思います。

栄東 過去問の結果

栄東のA日程の配点は、国語と算数が100点で、社会と理科が50点の300点満点です。

東大選抜Ⅰの算数は、150点満点です。

 さて、早速、栄東の過去問の結果です。

()内は、受験者平均点です。

年度国語算数社会理科四科目合格最低点
2019-A日程(12月実施)61
(51.8)
80
(66.5)
48
(32.5)
42
(36.6)
250
(187.4)
203(東大)
2019-東大選抜Ⅰ130
2018-A日程(1月上旬実施)79
(59.4)
100
(74.8)
32
(34.1)
44
(35.4)
255
(203.7)
225(東大)
2018-東大選抜Ⅰ144

 

算数だけ、東大特待の算数1教科受験をするため、追加で過去問を実施しました。

 ただ、ここは、怒りん坊パパのリサーチ不足で、東大特待の算数1教科受験の内容と東大選抜Ⅰの算数の出題形式が全く異なることを直前まであまりわかっておらず、そのまま、本物の入試問題を解かずに本番を迎えてしまいました。

 全体の結果としては、問題ないのですが、2018-A日程の社会で「A日程の受験者平均に届いていない」というのは、ショックでした。

 これは、本番でもそうでしたが、出題形式の相性が息っ子とあっておらず、順位の出る栄東の入試結果としては、大きく想定と異なる結果でした。

 その後の算数1教科で東大特待の合格を頂けたので、問題はなかったのですが、正直、栄東は要注意です。

 
 栄東の算数1教科の東大特待の試験は、息っ子の周りでも算数に自信がある生徒で残念だった生徒がそれなりにいますので、しっかりと過去問で合格点が取れるかどうかを確認した方がよいです。
 4科目受験の方が受かりやすいという話を聞いたことがあります。

 ちなみに我が家は当初、前受け校として取り組んでいた栄東ですが、途中で志望校(通学候補)に変更しました。

さいごに

さて、いかがでしたでしょうか?

 過去問は、子供が実力を発揮できるかという点で、相性をよくみる必要があると思います。

 特に算数は、思考型なのか/典型型なのか、高得点バトルとなるのか?など確認した方がよいと思います。

 以下、学校の絞り込みはこれからの方や、志望している学校がどうのなのか?といった方には、ぜひ、以下がおススメです。

怒りん坊パパは、何度も何度も見返していました。

 志望する学校で入試問題と相性のよい学校を早めにある程度の絞り込み、過去問で出題形式や時間に慣れていくことが必要だと思います。

 また、以前の記事にも書きましたが、塾の授業やその予習復習の時間を考えると、過去問を実施できる時間、回数は思ったより少なく、我が家の場合、週1回、1年分しかできませんでした。

 詳細は、以下を参照してください。

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