どうも、怒りん坊パパです。
中学受験に向けて、子供新聞は読んだ方がいいの?と思ったことはないでしょうか?
我が家では、娘っ子時代と息っ子時代に新聞をとっていましたが、今回は、子供新聞について、書いてみたいと思います。
どんな新聞があるのか?
これは、皆さん、ご存知の方が多いかと思いますが、さらっと比較しておきます。
朝日小学生新聞 | 読売KODOMO新聞 | 毎日小学生新聞 | |
---|---|---|---|
発行日 | 日刊 | 週刊 | 日刊 |
料金(ざっくり) | 2,100円(税込) | 600円くらい | 1600円くらい |
対象 | 中学受験向け | 新聞初心者向け | 活字好き |
特徴 | 中学受験情報や入試問題、学校情報など豊富。 | 子供にとって読みやすく、新聞習慣を身に付け、好奇心を刺激 | 活字が多く、ニュース、読み物系が多く、活字好き向き |
塾(時事ニュース) | サピックス | 四谷大塚 | 日能研 |
URL | 朝日小学生新聞 | 読売KODOMO新聞 | 毎日小学生新聞 |
面白いのは、塾との関係(時事ニュース問題集)ですね。
塾の特徴と新聞のカラーが重なる感じがします。
といった感じでしょうか。
子供は新聞を読んでくれるのか?
娘っ子時代には、
「中学受験対策にバッチリ!」
とあまり深く考えずに、朝日小学生新聞をとって、毎日、
新聞読んだ?ちゃんと読んで!
とか言いながら、読ませていました。
これでは、
「勉強しろ!」
と言っているのと変わりありませんね。新聞を読むのが、他の勉強と変わらない扱いで、娘っ子自身の好奇心や興味を育てることができていなかったと思います。
理想は、新聞を子供が自分から読んでくれるといいのですが、なかなかそうもいきません。
3年生か4年生のうちに漫画1つでも継続する習慣が身に付けば、漫画ともう1つ読むようになったり、たまに自分が気になる記事を読んだり、塾で勉強したことと関係することを拾い読みしたり、広がっていく可能性があります。
たとえ、漫画でも継続的に読むようになるのであれば、よいと思います。
ちなみに息っ子の場合は、週刊にして、負担を軽くしたのと、
「読むのが大変でイヤだったら、言ってね。新聞とるのやめるから」
と前もって、優しく!?言っておいたので、気軽に読み続けることができたようです。
子供新聞は何に役に立つのか?
新聞のいいところは、
な感じでしょうか?
娘っ子時代では、どちらかというと、メリット2、メリット3を重視した状態で、いわゆる塾の学習の延長線上でしたが、6年生の時事問題の取り組みがスムーズだった記憶があります。
最近の入試問題の傾向として、日本や世界の問題、もしくは、身近な問題について、自分の意見を述べさせる出題が増えているように思います。
正直、家庭内でそのような社会問題などを取り上げて会話をしたことはあまり多くはなく、息っ子の頭の中にも、問題認識はあったとしても、その問題に対する自分の意見がほとんどない状態でしたし、それを表現するのも苦手でした。
そのため、新聞には、
今、世界で、日本で、身近なところで、どんな問題が起きていて、それがどのような原因で起きていて、どんな対策がとられようとしているのか、その問題に対して自分の意見や考えを持てるようになる
といったことを求めていました。
特に麻布や武蔵、海城の社会では、あるテーマに基づいて、全体の問題が構成されていることが多いです。
入試問題の記述問題に関しては、
そのテーマについて、触れたことがあるか、考えたことがあるか、自分の意見を考えたことがあるかによって、得点が天と地ほどの違いが出ます。(息っ子の場合、麻布の模試の社会で40点満点で10点以下のときと30点のときがありました)
そのため、新聞を読み、幅広いテーマについての問題や対策、自分の考えをもてるように!と考えました。
記述の多い学校の場合、準備した方がよさそうです。
で、結局、子供新聞はオススメなのか?
子供新聞に何を求めるのか、何を期待するのかをはっきりさせておく必要があると思いますが、4年生~5年生の頃まで、子供の好みを考慮して、子供新聞を購読するのにマイナス面は見当たりません。
是非、オススメします!
(が、無理に読ませることがないようにしたいところです)
6年生で読むべき新聞は!?
4年生、5年生くらいまでは、上記の3社の子供新聞のうち、子供にあったものを選べば間違いないと思います。
ですが、6年生で読むべき新聞として、
「朝日中高生新聞」
をオススメします。
日刊か?週刊か?
我が家の場合、娘っ子時代に朝日小学生新聞をとりましたが、特に6年生時代はあまり読む時間がありませんでした。
「日刊か?週刊か?」は、特に6年生にとっては、大きい問題だと思います。
(もちろん、毎日、新聞を読む時間が取れているご家庭は問題ないと思います)
6年生は進むにつれて、「何をやるか?」より、「何をやらないか?」が重要になってきます。
そんな「やらせたい!?やらなきゃならない?やりたい?」ことがたくさんある中で、毎日、新聞を読む時間をどれくらいとれるでしょうか?
我が家の場合、正直、毎日、新聞に時間を割く余裕はありませんでした。(パパが焦っていただけという話もありますが。。。)
息っ子の時代は、娘っ子時代の反省を踏まえ、とにかくやることの多い6年生は、家では、紙と鉛筆を使う勉強に充て、新聞は、土日の塾の行き帰りの電車の中で読むことにしました。
中高生新聞に求めるものは?
怒りん坊パパ的には、四谷大塚の国語や社会の通常授業では、自分の意見や考えを身につけさせたり、表現させる練習が少ないと思っています。
5年生の国語の週テストで、自分の体験や考えを書かせる問題が出題されるようになりましたが、授業ではほとんど練習していないと思われます。(カリキュラム上、しょうがないのかもしれません)
そのため、新聞で強化するのは、主に国語と社会を考えていました。
国語と社会については、中学受験の内容と中高生の内容で、「算数」と「数学」ほどの違いがなく、中高生新聞でも十分に読みこなせます。
朝日中高生新聞は、1週間のニュースがまとめられており、1面で1つのテーマについて書かれています。
大学入試改革や英検など直接関係ない記事もありますが、1週間のニュースも簡潔にまとめられており、短時間で時事もおさえられます。
(料金は月1000円くらい)
特に、
は役に立つので、息っ子にこれらを意識して読むように伝えてました。
小学生新聞にも同じようなコーナーはあるのですが、難関校向けには、中高生新聞の方が求められている内容に近いと感じました。
タトゥーの問題を見た途端、ラッキー!って感じ。
今でも、朝日中高生新聞は読んでるよ。
こういったテーマに対応し、何かしら記述で書けるようになれたのは、朝日中高生新聞のおかげかと思います。
ちなみに、読売でも、「読売中高生新聞」があります。
こちらは、どちらかというと、時系列の1週間ニュースの扱いは小さく、大テーマ1つと小テーマが複数といった記事構成になっています。
我が家の場合、息っ子の不得意であった作文対策の「天声人語の200字作文」があったので、朝日中高生新聞を選びましたが、より幅広いテーマや問題をINPUTするには、「読売中高生新聞」の方がいいかもしれません。
まとめ
主に、我が家の場合の新聞選びについて、紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
新聞は、塾で学んだことを補強し、さらに知りたいことの深堀ができる教材です。
限られた時間の中で、各ご家庭にあった新聞選びができるといいですね。
朝日中高生新聞の活用方法については、別の機会に書きたいと思います。
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