どうも、怒りん坊パパです。
今回は、中学受験で4年生までに身につけておいた方がよいと思われる内容を紹介します。後半は、四谷大塚での勉強方法について書いています。どこの四谷大塚の校舎でも同じやり方かもしれませんが、参考になればと思います。
掛け算の九九
言わずもがな、かもしれませんが、小学校では2年生で習うことになっている掛け算の九九を覚えるのが早ければ早いほど、計算力やスピードの向上が早くに見込めます。
我が家では、お風呂の壁に掛け算の九九表を貼って、クイズを出したりして早めに覚えさせました。
計算力
今後の算数の実力を向上させるのに欠かせない計算力ですが、目安としては、計算問題集や日々の計算Web演習で、5年生前半くらいまでに親より早く正確に解けるようになっているのが望ましいです。(一部のご家庭では該当しないかもしれませんが)
我が家では、娘っ子は4年後半くらい、息っ子はやや遅く5年前半の終わりくらいに計算競争でパパに勝てるようになりました。
息っ子に関しては、2年生の夏休み前に小学校から
「夏休みに算数の補習があります」
と案内が届き、ママが
「欠席します」
と応えたところ、
「算数の筆算ができないので、出席してください」
と言われたことがあります。
この時は、ママとパパで
「息っ子は中学受験は無理かなぁ」
と話していましたが、計算力が身に付いたと思しき、5年前半くらいから成績は伸び始めました。
我が家では、パパと競争を始めて、パパに勝てるようになったら、合格として、計算競争を修了しました。
もし、保護者の方が圧倒的に優っていた場合、最初にハンデ(計算用紙無しで、計算を頭の中でやる等)をつけて、やってもいいかと思います。
息っ子の場合、パパに勝った後、娘っ子と計算対決してました。
文字を書くスピード
これは、塾に通い慣れていないとわからないものですが、娘っ子の塾通いを始めたときに、塾の先生に
「文字を書くスピードを身につけてください」
と言われました。
計算問題集を最初はコピーして、ノートに貼り付け答えや式を書かせていたのですが、
「ノートに問題も自分で写してやるように!」
と塾の先生から指示がありました。
小学校では、皆が写し終わるまで待ってくれますが、塾では待ってくれません。そのため、娘っ子は通い始めの頃は、ノートを写しきらずに帰ってきてました。
4年の後半からはノートも写せるようになっていました。
ちなみに息っ子は、早いうちからノートは写せていたようですが、字のキレイさが・・・でした。
典型題を解くサイクルを身に付ける
四谷大塚の場合になりますが、4年生では、いわゆる典型題の基本的なものを一通り学習します。
算数の1つの単元について、1週間で以下のサイクルがまわせるようになると、成績アップのスパイラルに入ります。
(娘っ子、息っ子が通っていた校舎での学習例となります)
と、書いてみましたが、これはどちらかというと理想です。
一部の優秀な生徒さんは、全部こなせるかもしれませんが、普通、無理だと思います。
我が家の場合、娘っ子も、息っ子も4年生では「8.週テスト」、「9.週テスト解き直し」を捨てました。
問題集 | 問題 | 娘っ子 | 息っ子 |
予習シリーズ | 例題、類題、基本、練習、復習 | ○ | ○ |
演習問題集 | 反復(基本) 反復(練習&チャレンジ) | ○ | △ (予習シリーズで ×問題のみ) |
基本、練習、応用 | △ (応用ほぼやらず) | ○ | |
応用演習問題集 | 応用A、応用B | × | △ (全てはできず) |
上記の解き直し | ○ | ○ | |
週テスト問題集と解き直し | ○ | ○ | |
週テスト、週テスト解き直し | × | × |
娘っ子は、応用演習問題集はほぼ手付かずで、演習問題集の応用もほぼできていませんでしたが、練習問題までは、漏らさず、なんとかやっていました。
息っ子は、要領がよく、演習問題の応用問題まで解いていました。ただ、一度解けた問題と同じような問題を繰り返し解くのが、嫌いだったため、演習問題集の反復問題は間違えた問題のみとしていました。
原則としては、時間の許す限り、
「例題→類題→基本→練習→・・・」
と簡単な問題から時間を使っていきます。
解き直しも同じで、時間の許す限り、簡単な問題からやっていきます。
例えば、基本問題をよく間違うのであれば、予習シリーズの基本問題、演習問題集の反復問題(基本)、基本問題を優先して「解く&解き直し」のサイクルをし、余った時間で練習問題を時間の許す限り、同じサイクルを回すといったやり方を勧められました。
繰り返しになりますが、演習問題集の反復問題は、予習シリーズの類似問題なので、間違えた問題だけ、解くのでもよいと思います。
練習問題までの一連のサイクルを回せるようになれば、Cコースレベルには到達しているのではないかと思います。
Cコースの週テストでは、我が家の時代と変わっていないとしたら、大問1と大問2で確か7割弱の点数が取れます。
大問1は、計算、大問2は基本問題レベルの問題を中心に先週の単元が24点分くらいあり、一部、練習問題レベルが混ざっています。残り大問3と大問4で32点分。
さすがに満点を簡単にとらせてくれるテストにはなっていないのですが、大問3、4の(1)を取れるようになれば、8割前後いきます。
ですので、ポイントは、大問2をどれだけ落とさずに解けるかになるのですが、そのためには、予習シリーズや演習問題集の練習問題のサイクルをこなせるようになり、
「わからない箇所をわかる!」→「わからない問題がわかる!」→「解ける!」
に到達できるかにかかっています。
このサイクルを4年生のうちに身につけておくと、5年生では「じっくり考える」ステージへ進むことができると思います。
さいごに
さて、どの科目でも学習する上で、6年生の最後までずっと、必ずやっておくべきことがあります。
これは、非常に大事なことです。
学年が上がるにつれ、やった方がよいことがどんどん増えてきて、何を捨てるか、やらないかが重要になってきます。ましてや、一度解けた問題を繰り返しやっている暇はありません。
一度解けた問題が解けなくなっているかもしれないのでは?と思われるかもしれませんが、それは、テストで出てきて、解けなかった問題として浮かび上がってきますので、そこで解き直しをして、拾い上げます。
但し、理科や社会の暗記モノなど、入試直前の知識総点検は必要です。
↓少しでもお役に立てていましたら、ポチッとお願いします。次を書く燃料補給になります!
コメント