どうも、怒りん坊パパです。
受験の「天王山」と呼ばれる夏休みですが、確かに学力を伸ばす絶好のチャンスです。
特に5年生では、じっくり取り組めるので、大切に過ごしたい時期ですね。
今回は、「夏期講習の選択(オプション)講習」にスポットをあてて、我が家の選択した講習を紹介してみたいと思います。
夏期講習について
通常の夏期講習の内容は、基本的には夏前に学んだことの総復習がメインになり、通塾生は必須の講習と言われます。
割と基本的な内容もある程度の練習量を取り組むので、得意な科目では少しもったいない気もしますが、受講しないと生活のリズムや勉強のペースが乱れたりするかも?といった不安もあるので、我が家では、塾のオススメに従い、通常の夏期講習は受講していました。
2018年/5年生、2019年/6年生の情報になりますが、夏期講習は以下のような感じです。
項目 | 5年生(2018年) | 6年生(2019年) |
---|---|---|
期間 | 【全16日間】 | 【全20日間】 ・7/21~24:前期必修講習 ・7/26~29:前期必修講習 ・7/31:前期講習会判定テスト ・8/1~4:後期必修講習 ・8/6~9:後期必修講習 ・8/10:後期講習会判定テスト ・8/16~19:入試問題演習 ・8/21~26:選択講習 ・9/1:組分けテスト |
時間 | 13:10~18:20 | ・前期必修講習:13:10~20:10 ・後期必修講習:9:00~16:35 ・入試問題演習:9:00~16:35 |
費用 | ・必修講習16日間(95,000円税抜) ・選択講習4日間(20,000円税抜) ・理科実験講習(27,900円税抜) | ・必修講習+入試問題演習 (178,000円税抜) ・選択講座1講座200分 (11,000円税抜) |
こうみると、5年生と6年生では、時間も費用も倍くらい違いますね。
5年生の選択講習
さて、選択講習ですが、4年生のときは全く受講しませんでした。(そもそも、選択講習があったのかも確認してません。。。)
5年生、6年生のときも、いろいろと検討したり、迷ったりしましたが、最終的に、家でやらせたい内容があったので、最小限の選択講習しか受講しませんでした。
(以下、四谷大塚の夏期講習説明資料の抜粋です)
1.トレーニング講習(算数):1日100分×4日間(10,000円税抜)
既習事項で、基本・基礎固め
2.得意になる講習:1日50分×4日間
コース別でテーマに沿った応用力強化。S・C上位は、「数の性質」、「規則性」で、C下位~は、「割合」
3.難関算数:1日200分×4日間
Sコース対象で、難関校で出題される8つの数学のテーマを解説し、問題演習。ユークリッド互除法、エラトステネスのふるい、九去法・・・フィボナッチ数列など
4.単科算数:1日200分×4日間
C,Bコース対象で、「平面図形」、「速さ」、「数と規則性」、「割合」の一行問題。
1.得意になる国語:1日50分×4日間
3000~5000文字の文章を深く読む練習
2.トレーニング講習:100分×4日間(10,000円税抜)
基本トレーニング重視
1.得意になる理科:1日50分×4日間
電流、星の動き、物の溶け方など
2.実験講習:1日120分×3日
フナの解剖、気体発生装置を使って、酸素/二酸化炭素、光の反射・屈折
1.得意になる社会:1日50分×4日間
特に説明なく、どちらかというと、講習より、歴史にまつわる史跡めぐりや体験学習を勧めていました。
我が家では、娘っ子も、息っ子も算数が得意であったのと、それぞれの算数の先生の信者だったので、「3.難関算数」を選択し、少し受験勉強から離れた数学の話に興味を持って受講していました。
2人とも新しいことを学んで、やや興奮気味に夕御飯のときに習ったことを話してくれていたのを覚えています。
6年生の選択講習
さて、6年生は必修講習が長いので、選択講習もそれほど多くありませんでした。
1日200分×2日間で計400分の授業でした。
(以下、四谷大塚の夏期講習説明資料の抜粋です)
科目 | 講座名 | 概要 | レベル |
---|---|---|---|
算数 | 平面図形(発展) | 相似、図形の移動 | C~S |
速さ | 基本・典型問題 | A~B | |
規則性の発見と処理 | 難関校頻出の規則性問題 | C~S | |
数の性質 | 四科のまとめレベルの基本・典型問題 | A~B | |
平面図形 | 四科のまとめレベルの基本・典型問題 | A~B | |
国語 | 細部徹底特訓 (物語文) | 物語文の総合演習。心情の読み取りが苦手な生徒向け | A~B |
細部徹底特訓 (説明文) | 形式段落の話題・要点を確認しながら、全体の大意を把握。国語苦手向け | A~B | |
記述特訓(物語文) | 50字前後の記述の練習 | C~S | |
記述特訓(論説文) | 50字前後の記述の練習 | C~S | |
理科・社会 | 記述力養成 | 記述のある学校向け | C~S |
理社演習 | 演習形式で定着 | A~B | |
理科 | 物理・化学演習 | 入試頻出の実験を題材にした問題演習 | C~S |
息っ子のときに悩んだのは、算数の「規則性の発見と処理」を受講するかどうかです。

規則性は、ちょっと苦手意識があるから、受けようかなぁ。
と、受けようとしていたのですが、担当の先生がいつも教えてくれる先生でないことがわかると、

いつもの先生でないなら、やめとく
となりました。
娘っ子の時は、算数の選択講習の内容が異なっていて、大好きな算数の先生から
「『立体の切断』は、自習で学ぶのは難しいところもあるから受講した方がいいよ。」
と言われ、「立体図形」という選択講習を選びました。
で、結局、息っ子が選んだのは、「記述特訓(物語文)」です。
麻布を意識していたので、論説文は受講しませんでした。
その分、家で、社会の記述や国語の記述の問題集をパパと一緒にやりました。
娘っ子のときも、確か、同じような国語の記述の特訓を受講しました。
ただ、国語は目に見えてすぐに効果がわかるものではないので、受講してよかったのかどうかは正直わかりません。
さいごに
いかがだったでしょうか?
いろいろと受講させた方がいいのではないかと迷ったりして、他の家庭や成績のよい生徒がどの講習を選ぶのか、すごく気になったりしていましたが、自分の子供の伸ばしたいところや強化したいところをしっかり見極めて、選択講習を選びたいものですね。
我が家では、夏休み前に積み残したものでやらせたいことが山積みだったので、必要最小限に絞って、選択講習を受講させました。
ただ、つきっきりでみてあげられるわけではないので、家で子供がサボってしまうなら、講習に行かせ、周りの頑張っている生徒たちの中に触れさせた方がいいという考え方もあるかもしれません。
いずれにしろ、お子さんとしっかり話し合って決めたいものです。
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