星一徹式ゲリラ中学受験
これもネットを徘徊していて、気になり、読ませて頂いたサイトです。
サイトのタイトルと独特のイラストにパパは痺れました。
少しおふざけな文章と、内容をしっかり押さえ、具体的な問題での的確な説明が程よくブレンドされ、楽しみながら読み易く、参考になります。
例えば、「国語力養成講座」の「【中学受験】国語における3つの苦手を克服する勉強法 語彙・読解力・解き方」の中では、国語が苦手な3つの理由
1.文章が読めない、意味が分からない
星一徹式ゲリラ中学受験より
2.読解ができない
3.解き方が分からない
と挙げています。
そうです!
塾の先生は、「1.文章が読めない」(⇒読むスピードが遅い)と「2.読解ができない」(⇒解くスピードが遅い)について、アドバイスをしてくださっていましたが、パパが欲しかった「3.解き方が分からない」のアドバイスがなかったのです。
但し、「3.解き方が分からない」は、「1.文章が読めない」と「2.読解ができない」が克服された土台の上で、習得されるべきものと書かれており、納得感があります。また、「読解力とは何か?」などもわかりやすく説明してくれています。
あと、他のサイトや塾では見られない内容として、「絵本読解」がありました。絵本読解については、何気なくストーリだけを追って、読んでいた絵本に読解の基礎となる要素が盛り込まれていたことに気付かされます。
非常に参考になるサイトなのですが、以下が気になった点です。
- 読み易い反面、繰り返し学びたい内容が分散されているため、参考にしながら、家庭学習をするのは難しかったです。そのため、編集して教科書として印刷しようとしましたが、著作権の関係か、文章のコピーができず、息っ子にサイトをみせるしかできませんでした。
- あと、個人的な理由で恐縮ですが、怒りん坊パパのWeb閲覧スキルが低いため、参考にしている記事内に他の記事リンクをたどっているうちに情報量が多くなり、最初に何を読んでいたかわからなくなってしまいました。
- どちらかというと、保護者寄りの記事かなという印象を受けました。
そして、息っ子の国語の週テストの空白数は?
さて、取り組んだ結果、空白数はどうなったかを見てみます。

5年下の期間で対策をしながら、週テストを受けた結果、空白数は減りました。
5年下の最後18回前後で空白数が一時的に上がったのが気になりましたが、概ね空白数は減ったと思います。
全体的に「一問にかける時間の感覚」が身につきました。
塾の先生の
「最短の思考過程を作れていない」
という指摘に対し、問題の解き方・プロセスを練習することによって、無駄に悩んだり、迷ったりする時間が少なくなり、必要な情報を短い時間で集め、「思考」の時間をある程度確保できるようになったのではないかと思います。
ただ一つ注意点としては、空白数が減り、時間配分感覚が身につき、問題全般に取り組むことができるようになってはいますが、偏差値と必ずしも同期しておらず、空白数が少ないからといって、偏差値が上がるとはなっておらず、逆もまた然りです。
これは、国語力として、「星一徹式ゲリラ中学受験」のいう、
「1.文章が読める」⇒「2.正しく読解できる」⇒「3.解き方がわかる」
のうち、「1.文章が読める」、「2.正しく読解できる」ができているつもりで、「3.解き方がわかる」に取り組んだのですが、偏差値との関係をみると、やはり「1.文章が読める」、「2.正しく読解できる」の段階がまだまだできていないところがあったと考えるべきで、パパの反省点でもあります。
ですので、特に4年生~5年前半は、解いた箇所の正答率が高めた上で、「3.解き方がわかる」の解き方の練習を取り組んだ方がいいと思います。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
勉強面で困ったときは、まずは塾の先生に相談するのが一番先だと思います。
息っ子の自校舎の先生からは、今回は期待するアドバイスは頂けませんでしたが、皆さんのお通いの塾の先生からは頂けるかもしれません。
ただ、期待したアドバイスがもらえない、アドバイス通りにやっても効果が出ない場合に備えて、今回の内容を準備してはおいて損はないと思います。
中学受験ドクターのサイトの最新の情報は、中学受験ドクターにお世話にならないと手に入らないと思いますが、今回ご紹介した内容でもある程度の底上げはできると思います。
これらの内容を「わかった!」ではなく、「意識せずに自然とできる」レベルまで練習する必要があります。
いろいろなサイトをみて、改めて
「国語の実力をつけるのは、時間がかかる」
ということを再認識させられました。
我が家の場合、パパが割と息っ子の横にいて、今回の内容ができているかチェックしたり、一緒に解いたりしていました。
一部の優秀なお子さんを除いて、(特に国語は)保護者の方がある程度見る時間を確保してあげる必要があります。
もし、時間が取れない場合、国語の成績をあげるには時間がかかるので、早めに個別指導や家庭教師にお願いするのも1つの手かと思います。
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