【中学受験】赤本徹底比較!!声の教育社と東京学参

女子学院 過去問入試準備
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答えが違う!?

 タイトルをみて、???と思った方がいるかもしれません。

そうです!

「声の教育社」と「東京学参」に掲載されている解答が2冊で違うものがあるのです!

もっと言うと、四谷大塚の過去問データベースとも異なる解答があるのです。

もう、何を信じていいかわからなくなりますね。(それほど多くはありませんが)

 以下の表は、「声の教育社」、「東京学参」、四谷大塚過去問データベース、インターエデュ解答速報の解答のうち、記述式の解答を除いた解答の差異です。記述式は、解答の不一致の判定が難しいため、省きました。記述式も含めると、もっと差異は多いかもしれません。

過去問科目問題声の教育社東京学参四谷大塚
過去問DB
インターエデュ
解答速報
女子学院
H28
算数同じ
国語大問1-5
社会大問2-4-(2)
理科同じ未確認(※)
女子学院
H27
算数同じ
国語大問2-5
大問2-10-C
社会同じ未確認(※)
理科大問1-2-(5)イ、オイ、オ
大問3-2-(1)-⑤黄緑
女子学院
H26
算数同じ
国語大問1-12
大問2-13
社会同じ未確認(※)
理科大問2-25600m6000m6000m250m(誤答と思われる)
(※)「声の教育社」と「東京学参」が同じ解答なので、調べていません。

 ご覧の通り、算数については、解答が異なる箇所はありません。社会と理科は、出題年によって、解答が異なる箇所があります。

問題は、国語です。

 毎年、解答の差があり、「声の教育社」と四谷大塚が同じ傾向にありますが、過去をみると、必ずしも一致していません。

国語は一番採点がブレやすい科目です。

「複数の解答があり得るような問題がよくない!」という見方もありますが、行きたい学校が出題するならば、文句も言えません。

 国語の採点に関しては、四谷大塚の学校別対策コースの講師と自校舎の講師、NN麻布の講師と同じ過去問の答案を採点してもらい、かなりの採点の差が出る場合がありました。60点満点で24点分、採点の差が出たことがあり、疑心暗鬼になりましたが、息っ子は
息っ子
息っ子

あの先生の記述の採点は、過去問の解答や解説にこだわりすぎるんだよね~

と上から目線でした。。。
 もっと言うと、同じ先生に間違えて、二度同じ答案を採点してもらったことがあったのですが、点数が違いました。。。

 ただ、受験する中学校側は一定の基準を設けて採点している(と思われます)ので、そこまで差は出ないと思いますが、その採点基準は誰の採点(どの塾、どの赤本)に一番近いかは正直わかりません。

答えの違いからわかることは・・・
  • どちらの赤本を選ぶにせよ、解答に疑問をもったら、塾の先生に納得するまで質問!
  • 国語の採点のブレは、記述も含めるとそれなりにあると考えた方がよい。
    そのため、国語は「全部解けた!(書けた!)」という感覚と実際の点数の差が出やすい科目と考えられるので、安易に「国語で挽回!」との考え方は要注意!
     ⇒そもそも、国語の試験順は一番最初が多いと思うので、「挽回!」という感覚は持ちにくいと思います。でも、勘違いでも「できた!」と思って次の科目に進むのは、メンタル的には、ある意味正解ですね。
  • 採点(や配点)のブレを考慮した目標点数の設定を!
  • 「算数は裏切らない!」(と、怒りん坊パパは思っています)
    ⇒唯一、採点のブレがほぼないと思われるのが算数。算数の実力は、ほぼ等身大で入試に反映されるはず。(だから、算数が得意だと有利と言われるのではないかと)

解説(科目別)

一言で言うと、全体的に声の教育社が詳しいです。

解説の引用

 以下、女子学院H28の各科目の2社の解説の引用となります。割と解説に差が大きい箇所を抜き出してました。

 以下の例では、算数と理科は「声の教育社」が詳しく、国語と社会は「東京学参」が詳しく解説されているようにみえますが、女子学院の更に過去の解説を見てみると、「東京学参」の更に古い年の解説は、H28の解説と違い、全体的にシンプルになっています。また、豊島岡女子学園の過去問では、全体的に「声の教育社」が詳しいです。

科目問題声の教育社東京学参
算数1-(3) 待ち合わせの時刻の1分前に着くには、15-1=14(分)で家から駅まで行く必要があるので、歩く速さは、分速、1050÷14=75(m)と求められる。よって、4分後に忘れ物に気づくまでに進んだ道のりは、75×4=300(m)だから、忘れ物に気づいてから家に帰り、駅に着くまでに走った道のりは、300+1050=1350(m)となる。また、2分遅刻したので、Jさんが駅に着いたのは最初に家を出てから、15+2=17(分後)であり、忘れ物に気づくまでに4分、忘れ物をとるのに1分かかったので、忘れ物に気づいてから駅に付くまでに走った時間の合計は、17-4-1=12(分)とわかる。したがって、忘れ物に気づいてからの速さは、分速、1350÷12=112.5(m)と求められる。歩いた速さ・・・1050÷(15-1)=75(m)
走った速さ・・・走った距離は1050+75×4=1350(m)、走った時間は、15+2-(4+1)=12(分)であるから1350÷12=112.5(m)
国語1-5 「もとより」は、”いうまでもなく”という意味なので、が選べる。 傍線部分の「もとより」は、、漢字で書くと、元よりとなり、初めからの意味である。ここでは、幼児たちは描いた絵を誰かに見せるつもりは、初めからなかったという意味になる。つまり、「はじめからなく」とある、が正解になる。
理科4-1 表1の電熱線アの結果より、電熱線の長さを変えずに、電源装置の電圧を1.5Vから2倍の3V、3倍の4.5Aにすると、回路を流れる電流の強さは、1.2÷0.6=2倍、1.8÷0.6=3倍になり、比例している 表1より、電圧と回路を流れる電流の強さは比例の関係であることがわかる
社会1-10 江戸時代、蝦夷地(北海道)で大量に獲れたニシンは、北前船で関西にもたらされ、身欠きニシンや昆布巻きなどの加工品、塩漬けの卵は数の子として京料理にも取り入れられた。 ニシンは、冷水域を好む回遊魚であり、北太平洋・北極海・日本海などに分布し、日本付近には春に産卵のために北海道沿岸に現れる。江戸時代・明治時代には、北海道で生産されたニシンの干物(身欠きニシン)などが北前船などで本州へ送られた。京都では北海道から取り寄せたニシンを用いて、「にしんそば」などの名物が誕生した。
 東京学参の場合、学校毎、更には、同じ学校でも年によって、解説を書いている人が違う場合があるのか、ムラがあるように思えますが、全体的にシンプルな解説が多数派のようです。
 解説の詳しさからすると、「声の教育社」を選ぶのが、無難です。
 ただ、「東京学参」は、難易度が「やや難」となっている問題については、算数と理科は詳しめに解説がされています。

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