【四谷大塚】開成 学校別対策コース(前期)、【早稲田アカデミー】NN麻布(前期)は行くべき?

四谷大塚
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入会資格審査試験を兼ねたNN志望校別オープン模試

 息っ子は、2019年4月上旬に第1回麻布中オープン模試を受けました。当時、NN麻布(前期)に通う目的で受けたわけではなく、麻布の入試形式に慣れるのが目的で受けました。2018年12月に一度、麻布中ジュニアオープン模試を受けていたので、テストの形式には少し慣れた状態で受験しました。
 結果は以下の通りです。

教科評価
算数
国語
理科
社会
総合

 受験者数は178名でした。
クラスは4~5クラスで、1クラス20名とのことでしたので、80~100名に資格が与えられると思います。半分くらいに入ると、資格が得られそうな感じです。
 息っ子は、問題の相性がよかったのか、幸いにも算数が突き抜け、好成績を収めることができ、特待生Aの資格を得ることができました。
 特待生Aは授業料全額免除(入会金は支払要)です。ちなみに特待生Bは授業料半額免除となります。
 特待生Aは、多分5位以内、特待生Bは10位以内と思われます。(早稲アカ内部生は別の基準があるかもしれません)

息っ子のNN麻布(前期)

 さて、息っ子は四谷大塚の前期の学校別対策コースの開成入試同日体験受験を逃してしまったのですが、息っ子自身はまるで気にしていませんでした。
 しかーし、怒りん坊パパは、正直、くすぶってました。
もちろん、開成入試同日体験受験で資格がとれたかどうかはわかりませんが、機会が失われたことに対し、未練がありましたので、NN麻布の資格がとれたのは、何かのご縁だと感じました。
 でも、息っ子の塾でのこれまでの人間関係を考慮し、四谷大塚を軸にするつもりでいたので、四谷大塚の日曜授業(※)とのバッティングをどうしようかと悩みました。

(※)2月~7月の日曜日は、13:30~17:45まで1教科1時間で、4科目の授業がありました。

 最終的に、NN麻布の先生に相談し、1時限目だけ受講して、残りの2時限分は教材だけもらって、余裕のあるときに問題を解き、FAXで送って添削してもらうことにしました。
(が、結局、前期は1科目も解いてFAXで送る余裕はありませんでした)

 午前中に早稲アカの渋谷校舎に行き、午後から四谷大塚の自校舎へ戻るというハードスケジュールを4ヶ月過ごしたのですが、早稲アカのNN麻布の授業は楽しいと言っていたものの、正直、息っ子を体力的に無理強いさせてしまった感じです。渋谷が近い、もしくは渋谷と自校舎が近ければ、体力的には大丈夫かもしれません

NN麻布(前期)の授業を受けて

 早稲アカの先生曰く、「平日授業を頑張った生徒のご褒美」というNN前期ですが、息っ子は午前中のみ1科目の受講でしたが、とても楽しかったようです。授業の様子は、以下の通りです。

算数

 ミニテストを実施し、丸付けをして頂き、クラス内の順位が記入され、返却されました。また、テキストの問題を数題解き、解説して貰う感じです。
 息っ子は、

  • 誘導にのらずに自力で解いているので、誘導を意識して解くと、もっと楽に解けて、他の問題に時間をかけることができる
  • 途中式等の記述欄の真ん中から書き始めているので、左上から書き始めるようにし、ミスを少なくする。

といったアドバイスを頂きました。

国語

 本番形式のテストを解答用紙の上半分解き(息っ子だけが半分しか解けなかったのかもしれませんが)、丸つけ、添削をしてもらい、クラスの中での順位を出してもらってました。

  • 記述欄に書いている字が大きくて、書くべき内容が書ききれない。1行に25文字〜30文字かける大きさで書くように
  • テーマを意識しつつ、最初に本文を全部読んでから設問に取り掛かるように

などアドバイスを貰いました。
 ただ、「テーマを意識しつつ、最初に本文を全部読む」というのができるようになったと本人が言っていたのは、1月後半の受験直前でした。。。

社会

 前述のとおり、テキストの記述の問題量が半端なく多いです。当然全て解くことはなく、麻布の問題に対するいろいろな説明をじっくりしてくれたそうです。ですので、記述問題はあまりたくさん解かずに帰ってきてました。

理科

 理科は、算数と同じくミニテストがあり、テストの答え合わせ、解説を受け、テキストの問題をいくつか解いた後、麻布で過去に出題された内容に関連するテーマについて、「雑学討論会」というのをやっていたようで、息っ子的にはこれがすごく楽しかったらしく、「また『雑学討論会』やりたいなぁ」と何度も言ってました。

結局、NN麻布前期はどうだったのか?

 受けた授業数が少ないので、効果のほどは不確かな部分が残りますが、NN麻布前期では、麻布の問題で「何を意識し、気をつけなければいけないか」を教えてくれました。ただ、問題演習等、本格的な対策は後期のNNからになると思います。 

で、結局、何が身についたかというと、

  • 麻布の問題を楽しむ素地が出来上がった
  • 麻布の問題を解く心構えができた

というのが、怒りん坊パパの感じたことです。

 麻布の問題がめちゃくちゃできるようになったかというとそうではありません。
ただ、麻布の問題をより好きにさせる効果はあったと思います。これは後期の学校別対策コースの受講、及び、過去問を解く上で、どれだけ有利になるかはわかりませんが、問題そのものに取り組む姿勢や気持ちができたと思います。
 これを伝えるのはなかなか難しいのですが、例えば、麻布の勉強で厳しい先生や授業だったとしても、問題そのものを楽しむことが身についているので、厳しさがそれほど気にならないと感じることができる、といったとこでしょうか。

とはいえ、「学習面で何か効果はないの?と思われる方のために、いくつか挙げておきます。

 四谷大塚の後期の学校別対策コースとの比較でいうと、明らかに違うのは、問題の解き方だけでなく、テストのためのスキルがより具体的に教えてもらえるということです。
 例えば、国語が顕著に感じたのですが、手書き(風?)の解答で、字の大きさの目安が分かったり、記述の書き方にも「対比」、「変化」などのパターンの説明があったりします。そういった内容が盛りだくさんあり、前期の最初の授業でプリントで配られたり、後期の保護者説明会で冊子で配られたりしていました。前期でこれらの内容を全て自分のものにできたわけではないですが、国語の苦手だった息っ子にとって、これらを参考にパパは今後の息っ子の国語対策を練るべく、何度も熟読してました。

 また、社会は、テキストを手に入れるだけでも息っ子には価値がありました。前期に通ってる最中は何もできませんでしたが、夏休みに全6回分452題解き切りました。イメージで言うと、四谷大塚の応用演習問題集の「考えてみよう」の問題が大量にある感じです。これをやることにより、社会の記述のベースが出来あがりました。但し、全6回やるのはかなり骨が折れるので、覚悟して毎日少しずつ取り組むのがいいです。

 結局のところ、正直言って、四谷大塚の前期の学校別対策コースに通えなかったパパの悔しさ!?から息っ子に前期NN麻布に通わせましたが、四谷大塚にしろ、早稲アカにしろ、四谷大塚の先生が言ってた通り、「通常授業のやるべきことが終わってる生徒向き」というのは、正しいと感じました。(多少悶々としましたが。。。)
 付け加えていうならば、家から近ければ、体力的にも時間的にも行っても良さそうというのが、怒りん坊パパの感想です。ただ1つ言っておきたいのは、繰り返しになりますが、早稲アカのNNは授業もさることながら、教材が自習でも役に立つ内容になっているので、教材をもらうだけでも十分価値がありました。

怒りん坊パパ的な最終結論は、
体力的、時間的に余裕があれば、通うに越したことはないですが、麻布の場合、前期に通わなくても、各塾の後期からの学校別対策コースでしっかり対策してくれるので、そこからでも間に合うと思います。が、NN前期の教材は手に入れておきたい!
というのが正直なところです。
 ちなみに開成の場合は、わかりません。(前期から通えるくらいの実力がないといけないのかもしれません)

 いかがでしょうか?
NN麻布後期と四谷大塚の学校別対策コース麻布については、以下の記事を参照していただければと思います。

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