どうも、怒りん坊パパです。
今回は、息っ子の麻布の過去問を解いた時の点数を参考までに紹介したいと思います。
過去問の解き方、順番、スケジュールなどは、以下で紹介していますので、よかったら、参考にしてみてください。
麻布の過去問は、息っ子が
解いてて、楽しい!
というだけあって、相性がよく、合格最低点もほぼほぼ超えていました。
四谷大塚の学校別対策コースでの過去問実施指示
麻布の過去問ですが、
国語は学校別対策コースで実施するため、9月初から授業で実施していました。
国語は、授業中に入試問題を解くのですが、四谷大塚の学校別対策コースでは、50分で解くように指示がされていました。
これは、過去問取り組み当初、おもったように点数が伸びない原因でもあるのですが、本番の入試では、
50分で解く練習してたから、時間に余裕ができたよ
と言っていたので、効果はあると思います。
他の科目については、
「指示があるまで過去問を実施しないように」
と言われていたので、結構、実施のタイミングがバラバラで、一番遅いのは、社会で、10月中旬から着手となりました。
社会は、息っ子が苦手だったため、早めに着手したかっただけに、塾からの開始指示が遅いことに関して、モヤモヤしていました。
麻布の過去問の結果
それでは、過去問の結果のグラフです。
グラフをみて
縦の棒グラフは4科目合計点を表しており、右軸の値となります。
実施回数について
直近10年間は全ての科目で実施しました。
国語については、グラフ上17回分となっていますが、採点結果がみつからない3回分(H12、H15、H16)を合わせると、20年分実施しました。
また、早稲田アカデミーのNNの教材、早稲田アカデミーオープン模試、元旦模試、直前特講、学校別サピックスオープン、四谷大塚の学校別テスト、冬期講習、TOMAS学校別テストなどを過去問20年分と合わせると、40年(回)分くらい解いています。
それだけ、国語に危機感をもっていました。
試験時間だけで40時間、解き直しに1年分で1.5~2時間近くかかっていたので、100~120時間麻布形式の国語に費やした計算になります。
麻布の入試問題は、基本、昔から傾向は一貫しているため、びっくり箱の開成と違って、対策は比較的取りやすいほうだと思いますが、H15だけ少し異なっていました。
特に理科は、大問1つが選択式となっており、それに戸惑ったりして、思うように実力が発揮できないことがないかを確認する意味で、解かせました。
合格最低点
合格最低点ですが、赤本(声の教育社)によると、以下のような感じです。
だいたい、100点~120点くらいになりますが、120点は稀です。
息っ子の場合、ほとんど合格最低点以上の点数をとっていたのですが、実は、一番気になる最新の2019年だけが、最低点を超えていたかどうかが怪しい状況でした。
前述の通り、理科の採点が返ってこなかったので、わからないのですが、算数大コケにより、3教科で71点だったので、理科で29点取れなければ、最低点を下回ることになっています。
これまた不安要素ではあったものの、算数のミスについて、しっかり解き直しし、大丈夫!ということにしていました。
年度 | 合格最低点 |
---|---|
2019年(H31) | 100 |
2018年(H30) | 106 |
2017年(H29) | 106 |
2016年(H28) | 103 |
2015年(H27) | 118 |
2014年(H26) | 105 |
2013年(H25) | 98 |
2012年(H24) | 122 |
2011年(H23) | 107 |
2010年(H22) | 116 |
2009年(H21) | 111 |
2008年(H20) | 111 |
2007年(H19) | 108 |
2006年(H18) | 113 |
2005年(H17) | 106 |
2004年(H16) | 107 |
2003年(H15) | 104 |
2002年(H14) | 115 |
2001年(H13) | 100 |
2000年(H12) | 110 |
採点について
麻布は、算数含め、全般的に記述の出題形式です。
そのため、自己採点した場合、ブレが大きくなるので、塾の先生に採点をお願いするのが基本です。
特に国語や社会は、大きくブレるので、なるべく、複数の先生に採点してもらうのがよいです。
国語については、1月下旬の最後の方は、息っ子自身が自分の答案を採点していました。
そうすることによって、採点側の立場で、減点ポイントを見定めることにより、自分の答案作成に活かしていました。これは、割と有効で、社会にも活かせると思います。
なお、最後の方は、先生の採点と自己採点が近しい結果になってました。
科目別にみて
算数は、最新の過去問以外で40点を割ったことはなく、安定していましたが、早稲田アカデミーの直前特講のテストなどは、不安定になっていました。
理科は、息っ子が自ら一番楽しんでいた科目でもあり、一番安定し、得点源になっていました。
国語は、たまにハマればいい点を取っていましたが、30点前後をウロウロすることが多く、最後の最後に仕上げた感じです。
社会は、最後の最後まで安定しない状態で本番を迎えることになりました。
ただ、全般的にみると、合格最低点はほぼ超えており、冷静に振り返り、客観的にみると、安定した成績だった思います。
最後に
さて、いかがでしたでしょうか?
算数と理科を武器に、国語を克服し、社会は足を引っ張らないように平均レベルに持ってくる、というのが我が家でやっていたことになります。
麻布の問題は、好き嫌い、相性が割とはっきり出ると思いますので、もし、子供が入試問題を好きになれないのだとしたら、志望校としての麻布は見直した方が良いかもしれません。
なぜなら、入学後、同じような傾向の授業やテストがあるからです。
文化祭や大学進学実績だけでなく、6年間のメインとなる授業との相性をみるのも志望校選びの重要な1つだと思います。
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