どうも、怒りん坊パパです。
さて、2016年度の女子学院を受験した娘っ子の過去問について、ご紹介します。
過去問の開始時期、何年分解いたか?
過去問に多く触れ、慣れることが合格への近道と信じて疑わなかった怒りん坊パパですが、女子学院の過去問をネットを駆使して、25年分以上を揃えました。
さらに最新の10年分は、「声の教育社」と「東京学参」を(期せずして)揃えてしましました。
なぜ、違う出版社で同じ過去問を買うことになったかというと、国語の問題が著作権の問題で、掲載されていない年があったのですが、「声の教育社」に掲載されず、「東京学参」に掲載されているということがあったため、両方買うことにしました。
ちなみに、「声の教育社」と「東京学参」で解答が異なることもありました。
詳しくはこちらから↓
さて、娘っ子の場合、過去問の取り組みが本格化したのは、10月中旬から11月頭でした。
(四谷大塚のオススメ開始時期です。。。もう少し早い方がいいと思います)
「第一志望を3年分、それ以外は1年分やればいいです。」
と塾の先生に言われました。
うーん、本当にそれぐらいでいいのだろうか。。。
(せっかく、25年分そろえたのに・・・)
他塾に比べると、開始時期はかなり遅いし、解く年数も少ない気がしてならなかったのですが、実際、授業の予習、復習で、過去問になかなか時間がとれずにイライラしてました。
このあたりは、塾のカラーが出ていたのかもしれませんが、個人的に思ったのは、学力のピークをなるべく受験日に近くするためだったのではないかなと思いました。
親は焦るんですけど。。。
娘っ子の場合、四谷大塚の学校別対策コース(女子学院)は、週テストしか受講しておらず、過去問実施については自校舎の指示に従いました。学校別対策コースに通った場合、過去問については、異なる指示が出ていたかもしれません。
また、算数は、本番試験とは異なり、1問毎に時間を計って、問題を解く方式を勧められたので、最近の過去問で実際に時間を計って取り組んだときの点数は分からずじまいでした。
正直、1問毎でなく、全体の時間を測って取り組む方がいいと思います。
女子学院に限らない話ですが、限られた時間内で、捨て問などを選ぶ問題の選択眼も鍛えたり、時間配分の練習も必要と思います。特に女子学院は、時間が短いので慣れておく必要があると思います。
できなかった問題について、個別に解く時間を測るのでよいと思います。
結局、25年分用意した女子学院の過去問のうち、時間がなく、7年分しかできませんでした。
苦手な国語だけ、追加で1年分やりました。
ちなみに他の併願校も国語を多めにやっています。
国語だけ多くやった理由ですが、
であり、特に3つ目を克服(時間配分の練習)のため、多く取り組みました。
娘っ子の場合、国語は、他の併願校含め、長文が3問出題されたときや超長文のときに点数が悪くなる傾向がありました。
過去問の結果
女子学院の過去問の結果ですが、以下のような感じでした
年度 | 国語 | 算数 | 社会 | 理科 |
---|---|---|---|---|
H28 | 9割弱 | 9割弱 (全体時間で計測無しの参考) | 8.5割 | 8割 |
H27 | 9.5割 | 9.5割 (全体時間で計測無しの参考) | 8.5割 | 9割 |
H26 | 9.5割 | 9割 (全体時間で計測無しの参考) | 9割弱 | 9割 |
H25 | 7割 | 7.5割(40分計測) | 6割弱 | 6割弱 |
H24 | 7割 | 7割(40分計測) | 6.5割 | 9割弱 |
H23 | 9割弱 | 7割弱(40分) | 6割弱 | 7割 |
H22 | 8割弱 | 6割(40分) | 6割 | 7割 |
H21 | 7.5割 | ー | ー | ー |
ちなみに、全科目、記述については、塾の先生に採点してもらいました。
女子学院は、最近の3年とそれより後に実施したH25より昔の過去問でくっきり点数が分かれていました。
特に心配だったのは、算数。
娘っ子のような理系女子は、算数で稼がないと、4科目均等配点の女子学院の場合、社会の失敗時のリカバリが厳しくなってきます。
国語は過去問の結果はよかったのですが、学校別週テストの点数が悪く、気になりました。
ただ、本番は週テストより簡単だったらしく、平均点くらいはとれていそうでした。
社会の過去問の結果は、最後までドキドキ状態でした。
最新から過去へ遡って、解いていくのですが、過去の時事や統計関連はやはりできないため、点数がやればやるほど、だんだん悪くなっていき、さらにその過去の時事や統計に時間がかかり、他のできるべき問題すら間違えてしまうといった状況でした。
社会は遡れば遡るほど点数が悪くなっていくので、どこまでやるかは考えものです。
せいぜい5年くらいでいいのではないかと思います。
それか、過去から最新への順番で取り組むのが精神衛生上もよいかと思います。
さいごに
本番は、緊張せず、合不合判定テストを受けている気分で、
「本番な感じがせず、終わってしまった」
とのことでした。
そのおかげか、算数は、自己採点で1問ミスという結果だったと本人は言ってました。
算数で9割とれていれば、他科目で多少コケても大丈夫だったのかもしれません。
入学後、娘っ子の周りの友達に聞くと、娘っ子の受けた年の算数はどうも簡単だったらしく、比較的、皆、高得点だったようです。
そのため、その後、算数の入試問題が難しくなったとか!?
ただ、過去問としては、ざっと四科目10年分眺め、出題傾向の変わり目の問題には触れておいた方が良い気がします。
わかりやすいのは、解答用紙をみて、形式の変化をみることです。
記述の量が増えているとか、大問数が変わったとか。。。
また、過去問を何年分解くかですが、合不合判定テストなどの模試と出題形式が大きく異なる場合は多くの年数を解いて慣れる必要があり、問題形式が標準(模試)に近ければ、解く年数は少なくてもよいのではないかとと考えます。
とはいえ、少なくとも、第一志望は5年分はやっておいた方がよさそうに思います。
過去問の結果ですが、
11月初旬に最初に取り組んだ過去問は全体的によく、12月後半から1月の受験直前に取り組んだのが総じて、点数が下がりました。
この点数が下がったのが、問題によるものなのか、娘っ子の学力のピークが落ちてきたり、集中力がなくなってきたものなのかが判別つきにくかったです。
最近3年分とそれより過去の過去問で点数が悪くなった理由を考えてみましたが、1つにオーバーワークだったことが考えられます。
怒りん坊パパがあまりに一生懸命になり過ぎて、かなり6年後期は詰め込んでやらせてしまいました。
あとは、朝型に変えたことによる睡眠不足だったのではないかと考えました。
元の生活サイクルに戻したら、少し復活しました。
女子学院の入試問題は、40分という時間の中で、いかに効率よく解いていくかがカギとなります。
娘っ子も学校に入ってからの定期テストでも、数学などは、
「問題の難易度順に出題はされず、最初の方に難しい問題が紛れ込んでいて、失敗した!」
と言い訳してました。
入学後は、書かせる課題が多くなってきますが、テストの傾向は割と入試問題と似ているのではないかと思います。
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