さて、前回、
「【四谷大塚】4年 「組分けテスト」結果 偏差値推移グラフ(2014年娘っ子版)」
を公開しました。
4年では、前半は四科目偏差値で、52~59と60の壁を突破することはできませんでしたが、後半は60を超える時が出てきました。
ご覧になった方の印象はどうだったでしょうか?
小学4年生当時、女子学院を志望校として目指すのは夢の状態でしたが、目指すとした場合、必ずしも順調な滑り出しではなかったと思います。
今回は、5年生の途中から受けることになった週テストと組分けテストの偏差値グラフを公開します。
5年の「週テスト」偏差値推移グラフ
それでは、娘っ子の5年生の週テストの偏差値推移グラフです。
娘っ子は、5年スタート時は授業だけで週テストを受けていませんでした。
週テストを受け始めたのが、前期の第7回からだったのですが、前期の第7回~9回まではCコースになってました。また、前期/後期ともに17回は、学校行事だったか、病気だったかで週テストを受験していませんでした。
週テストの偏差値推移グラフをみて
さて、このグラフをみて、勇気づけられる?ご家庭もいるのではないかと思います。
怒りん坊パパは、人生で初めて偏差値25(前期第12回理科)をみました。
ビリギャルじゃん!!
前期第12回は、得意の算数でも偏差値45以下で、衝撃回でした!
後期になっても、得意の算数で偏差値30台が出るジェットコースターな成績でした。
想像してみてください。
この成績で一喜一憂している1年間。
おかげさまで、怒りん坊パパも偏差値30に対する免疫ができました。
5年の「組分けテスト」偏差値推移グラフ
続けて、5年生の組分けテストの偏差値推移グラフです
組分けテスト偏差値推移グラフをみて
4年生と同じく、第4回までが夏休み前で、第5回以降、夏休み明けになります。
週テストに比べると、比較的穏やかです。
5年生では、最初の第1回でクラス落ちを経験後、悔しさから第2回は全科目上昇し、Sコース復帰を果たしています。
グラフをからわかることは、前半から夏休み終わりまで、国語と社会に力を入れ、算数はキープするといった状態でした。
秋以降、少し成績が下がり、第8回で底をうって、回復していくのは、4年生と変わらない傾向です。週テストも同時期(後期第14回、16回あたり)に成績が落ち込んでいます。
なぜ、4年も5年も第8回で成績が下がるか?
原因は、時期です。
第8回は12月中旬に実施されますが、実は12月は娘っ子の誕生月で、誕生日プレゼントをもらい、ウキウキしている最中、来たるクリスマスに
「何をプレゼントとして頼むか?」
で頭が一杯になっており、勉強どころではなかったのです。
まだ小学5年の子供です。
今思えば、仕方なかったのかもしれませんが、当時、叱り飛ばしていたのは言うまでもありません。
小学5年生の娘っ子
5年になると、Sコース(四谷大塚では、コースは、成績順にSーCーB-Aとなります) に入ることが1つの目標となります。
今振り返ってみると、5年の最初にコース落ちは、その後の成績上昇の起爆剤となりました。クラスも落ち、がっかりはしていたものの、「次こそはコースを上がってみせる!」と、特に組分けテストには力が入っていました。そのため、週テストほど乱高下せず、比較的安定していました。
逆に週テストは、毎週の学んだ学習の中で習得できていない箇所の漏れをなくす役割なのですが、慣れが出てきて、クラス落ちもないので、緊張感がなくなっていた時期があったと思います。
5年生では、最初は文化祭のときの「浦和明の星」の在校生をみて、その優しさに惹かれ、第一志望としていましたが、周りの天才くん達に
「浦和明の星?もっと上を目指してもいいんじゃない?」
と言われ、夏を過ぎた秋頃、
「どうせ目標にするなら高い方がいいよね!誰に文句言われるわけでもないし、より難しいところを目標にしとけば、合格できる学校は増えるだろうし。」
ということで、マグノリア祭をみて、女子学院を第一志望にしました。
最後に
さて、いかがだったでしょうか?
5年生の段階で、子供のベースとなる実力をみるには、公開組分けテストを指針にするのがよいと思います。
もちろん、 週テストも組分けテストも上位に入る一部の鉄板組のお子さんもいらっしゃると思いますが、多くのお子さんが娘っ子のように公開組分けテストは、クラス落ちしないよう必死になっているのと思いますので、その結果が反映されやすいと思います。
四谷大塚で配られる電話帳みたいな「中学入試案内」でも「組分けテスト合格状況」がグラフ化されています。うちでは、これに子供の成績をプロットして平均と比較していました。
娘っ子の場合、夏休みで底上げをしており、4年で四科目偏差値60(組分けテスト)を底に、5年で四科目偏差値65を底に持ちこたえてます。
怒りん坊パパ的には、この5年生で、底となる偏差値をどこまでもっていけるかがキーとなってくると思っています。6年生では、この底となっている偏差値からどれだけ上積みできるかとなりますが、6年生では皆スイッチが入り、必死になるので、全体の成績が底上げとなり、よほど他の子より頑張らないと差はつきません。普通に頑張って、現状維持だと思います。
御三家を志望する場合、5年生のうちに組分けテストで偏差値65をキープできるようになるとベースはほぼ出来上がり、スムーズに6年生につなぐことができます。逆に60に届いていないと、よっぽど過去問との相性が良くない限り、厳しいと考えます。
ただ、1点注意することは、5年生までの週テストも組分けテストも基本、範囲テストなので、範囲内の対策をすると、ある程度の成績が取れます。特に理科と社会は時間をかければかけるほど、点数はある程度まであがりますが、重要なのは算数と国語です。特にこの時期に算数をじっくり取り組む必要があります。これは非常に重要です。次の機会に書きます。
続きの6年生の週テスト、組分けテストの結果はこちらです。
【四谷大塚】6年「週テスト」、「組分けテスト」、「女子学院学校別週テスト」結果 偏差値推移グラフ(2016年娘っ子版)
↓少しでもお役に立てていましたら、ポチッとお願いします。次を書く燃料補給になります!
コメント